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ima,coco。 6°の果実

2011

 

 幼い頃から、幾度となく・・・・

きっと、それは無防備な瞬間の自分にこっそりとおこる出来事。

それは、時計の秒針が6°カチッと、一つもどって、

また何もなかったかのように同じリズムで進んでいく。

計算によるとそれは、往復で2秒。

ずっと、今日まで1秒もどると思いこんでいた。

 

個展の打ち合わせに出かける私は

なぜ、こうになったのかを考えていた。

 

森羅万象 この宇宙の全てのあらゆる事に因果がある?

 

そのなかで、自分がなんであるかを考えたとき

幼い頃からのたびたびな体験を無視する事はできない。

それが、今の自分を形作っている重要な要素になっているとおもうから。

 

だとすれば、

今日ここにいる現在の私は最新だ。

 

今回の個展は最新の私を表現しなければいけない。と思う。

 

今の私を形作ったひとつに、2秒のはかりごと、もしくは、帳尻合わせのような時間が存在する。

 

私が美しいものに感動したり、痛かったり、怒ったり、高揚したり

強い物や弱いものと出会ったりする要因になっていると信じている。

 

時が戻るという、幼い頃からの視覚的な現象は、

私の人生のなかの、ほんの2秒だけ、止まっているのか、戻っているのか

それは、本当に、たった2秒なのか、もっと、いろんな2秒の詰め合わさった何時間、

何年なのかもわからない。

 

そして、それは、しあわせな時間なのか、不幸な時間なのかも、

定かではないのだ。

 

でも、それが私の因であり、たった今の私は果なのだと思う。

 

それは、きっと私の人生の果実となる。

私のいま、ここ。と

きょう、この場に訪れる人々それぞれの、いま、ここ、が

ふれあい、また果実になる。

 

そこには確かに、しあわせな時間を感じる私がいる