感謝
この2016年は、例年を遥かに超える胸がいっぱいで
押し潰されそうで、善い、悪いではなく、
今、この時に、この場所に、私たちは生き合わせているんだ。という事が、
改めて、体と心に染みわたりました。
[時]をテーマに創作活動をしている私は、全身にこの大地の身震いを受け入れて、
そして、静かに耐えてしっかりと感じる事。を心に毎日をおくりました。
個展『瞬きの証』での、新作には、
地震に負けない 自分ではコントロールできない程の身震いで、デザインではなく、
むちゃくちゃで、ただ、がむしゃらに造形し、作品として完成させたい。残したい。
そして、その作品中にはこの数年での私の中に浸透しているはずのもの、隠しきれない芯のものが
きっと、表現されないわけがない!作品はありのまま。わたしの裸ん坊。なだけ。。。それでいいんだ!と弱く負けそうな自分になんども言い聞かせ、、、、私vs私の戦いでした。。。。
今回 島田美術館 全5つのギャラリーをステージとした、私のこれまでで、最大規模の個展でした。
企画から、個展当日まで、約1年。
半ば、地震があり、避難所に向う最中にすぐに延期を考えたのを覚えています。
避難所での日々の中、みなさまから、たくさんの励ましのメールや、お言葉を頂き、
一瞬でも、開催を怯んでしまった自分を恥ずかしく思いました。
そして、[個展初日の朝まで、何一つ諦めない!!できるところまでを必ずやる!!]と
目標を変更し、無事、開催する事ができました。
たくさんのあたたかいお心に支えていただき、また一つ、乗り越えることができました。
こころからありがとうございました。
また、会場には、たくさんのご来場に、感謝のきもちでいっぱいです。
私は、これからも、きっと、時の不可思議に大興奮して、生きていきます。
周りを360°見渡せば、私は幸せに包まれています。全てに感謝します。
みなさま、ほんとうに、ありがとうございます。
良いお年をお迎えください。
感謝
2016
gaju 松岡志保